大阪というと西日本を代表する大都市圏を形成し、隣接する堺市や神戸市や京都市などと並んで商業や経済などのビジネスのイメージが強いのではないでしょうか。視点を替えてみれば大阪城の城下町として、下町情緒や庶民の間で長年親しんでこられた大衆的で値段もリーズナブルな食文化の中心地のひとつとの認識を抱いている方も少なからずいらっしゃるでしょう。

最近では見落とされがちですが、大阪と言えば古くから水上交通の要衝として繁栄してきた歴史を背景に有しているのです。大阪市の中心に位置する梅田地区は、かつては広大な沼沢地帯だったのを、”埋めた”ことにちなんで梅田との名称がつけられたとの言い伝えもあるほど、水とのかかわりが深い都市といえます。また大阪の水都としての性格付けるものに、淀川水系を抱えている地理的特性を指摘することもできるでしょう。

河川幾重もの支流を擁する淀川は大阪府下全域に水を供給し、網目状に張りめぐらせた河川を舞台に九州などの西日本との水運業でも一時は活況を呈していた歴史も有しています。現在では大阪市を中心に鉄道網や高速道路網の整備が進んだことから、大阪湾はアーバンリゾートの舞台としての魅力に熱い視線が注がれています。戦後の目覚ましい経済成長時期においては、大阪湾は水質汚濁が深刻化しマリンメジャーはおろか、釣りなどの身近なメジャーを楽しむなど想像も出来ないほどでした。しかし系統的な水質改善の為の規制の取り組みと、下水道網の展開などにともなって綺麗な大阪湾が復活を見せています。特に大阪南部から和歌山北部にかけては水産資源も回復し西日本有数の漁場を形成するに至っています。

また水上スキーや小型ボートなどのマリンメジャーも活況を呈しており、ボート免許を取得して大阪湾でマリンスポーツを楽しむ人口も増加しています。ボート免許は航行する海域になどに応じて級を取得することになる国家資格ですが、資格取得を専門にするスクールも数多く展開されていることや、内海に位置づけられることもあり初心者にとってもマリンメジャーを堪能できる環境が充実しているのです。

そのような好条件が関係してか、釣りなどもより深く楽しむための手段として大阪湾でボート免許を取得してマリンスポーツや船釣りなどを楽しむ層が勢いを増しています。ボートを販売する事業者も展開しており、ボート免許取得とマリンスポーツ、そしてボート販売などマリンレジャーのための全てのファクターが大阪湾ではますます充実しているのです。